6/12にシンガポールで行われた米朝会談。
合意内容はホワイトハウスHPに記載のある通り
- 平和と繁栄を求める両国の国民の願いに応じて、新しい両国関係を構築することを確認
- 朝鮮半島における、永続的かつ安定的平和体制を構築する為に共に努力する
- 板門店宣言を再確認し、朝鮮半島の完全な非核化に向けて行動することを北朝鮮は約束
- 身元特定済の即時返還を含めた、米兵捕虜及び行方不明者の遺骨返還に向け両国が取り組む
非核化のロードマップが示されていないことを指摘する声もあるが、想定の範囲内。小泉総理が初めて訪朝した際に発表した平壌宣言の方が余程実際的な内容だったが…。
特徴的だったのは、二人の心理状態のコントラストだ。
自信たっぷりに振る舞うトランプ大統領に対して、外交慣れしていないせいか落ち着かない様子の金正恩総書記。
特に書類に署名する時の足の置き方に二人の心理状態が如実に表れている。
椅子の側面に足を広げるトランプ氏に対して、足を交差させて靴の側面が床に当たりそうなほどしならせる金総書記。友好的隣国(中国)との外交しか経験したことのない34歳のリーダーはかなりのストレスに晒されていたに違いない。
今回の米朝首脳会談は、内容云々よりも、トランプ氏のDeal maker としての経験値の高さがハッキリした。
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