【中国株紹介】阜豊集団 化学調味料の世界最大手メーカー

以前に二季報を紹介した際に、スクリーニングをかけてみましたが、その時以来気になっていた銘柄をご紹介しようと思います。阜豊集団(香港:00546)化学調味料の世界的メーカーです。

【中国株】二季報 2018年夏秋号を読む

何をしている会社?

二季報によると、グルタミン酸ナトリウム(日本では商品名「味の素」でよく知られている)の製造で世界的最大手。増粘剤キサンタンガムでも世界最大の生産量を誇っているとのこと。売上構成比で見ると、アミノ酸(グルタミン酸ナトリウム)事業が約95%を占めていますが、キサンタンガム事業が大きく伸びてきているようです。キサンタンガムは、食料品だけでなく化粧品にも使われるなど、高付加価値のある素材です。

同社のホームページを見てみると(参考資料)、製品の項目は、①食品添加物、②食品、③アミノ酸、④亲水胶体(キサンタン?)、⑤動物栄養産品、⑥調味料、⑦薬品保健品、⑧美容保健、⑨肥料の9つあるようです。

業績は?

二季報によると、主要な指標は以下の通り

  • 最低売買価格:62,869円
  • 予想PER:5.8倍
  • 実績PER:6.4倍
  • 予想配当利回:4.4%
  • PBR:1.0倍

かなりいい指標であることが分かります。なお、社長は李学純氏で株式の38.9%を保有している筆頭株主です。

また、過去数年の業績を見ると、売上高、営業利益、純利益いずれも順調に伸びてきています。それに合わせて1株あたりの配当金も順調に伸びています。株価は冴えないですが、長期投資を行うのであればそこまで気にする必要もないでしょう。

今後の見通しは?

特にアミノ酸事業に関して、需給の急拡大は期待出来ないものの、同社が中国国内での高いシェアを維持することが出来れば、収益をあげ続けることが出来ます。シンプルな素材だけに、後発参入企業がシェアを伸ばすことは難しいと考えられるので(cf.日本における味の素)、長期投資に向いているのではないでしょうか。

同社の今後について考えてみると、味の素の様に化学調味料メインから一般向けの食品にシフトしていけるかも注目点です。同社のHP(参考資料)を見ると、一般向け食品はチキンコンソメと砂糖位しか無さそうなので、今後の展開を期待したいです。アミノ酸事業で生んだ収益をどのように配分していくか気になります。公開されている情報が少なすぎるので、あまり記載できる内容もありませんが、追加資料を見つけたら、更に肉付けしていこうと思います。

今後も中国企業の中で長期投資に向いている企業があれば、ご紹介していきたいと思います。

《参考資料》

HP http://www.fufeng-group.com/product/

中国二季報 2018年夏秋号(DZHフィナンシャルリサーチ編)

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